- 2025.09.01
- 田中手帳×都インキ──地球にやさしい文具とインクの力
地球にやさしい選択が求められる今、文房具の世界でも「サステナブル」がキーワードになっています。そんな中、サステナブル手帳として注目されている田中手帳株式会社様の『記す手帳 botanical』に、都インキの『サステナブルインク®』が採用されました。
都インキでは、これはただのコラボではないと考えています。「記録する」ことに宿る思いと、「色をのせる」インクの力が融合した、サステナブル文具の新しい形です。
この記事では、環境配慮型文具に込められた開発者たちの思いと、インクから始まるSDGsの取り組みをご紹介します。
普段使いが変われば、未来が変わる──田中手帳様の挑戦
「この手帳なら、 毎日伝えられる、地球環境への思い。」
そんな思いから生まれたのが、田中手帳株式会社様が展開する『記す手帳 botanical』です。環境配慮型の素材を積極的に取り入れたこの手帳は、発売以降、多くのユーザーから共感の声が寄せられているとお聞きしています。
- 植物繊維を使った風合いのある表紙
- FSC®認証紙による本文用紙
- プラスチック素材の徹底的な見直し(94.3%削減)
など、「使い心地」と「サステナブル性」を両立したデザインは、今や環境配慮型文具の代表的な存在と言えるのではないでしょうか。
2026年版で進化。新たに採用された『サステナブルインク®』
そんな『記す手帳 botanical』の2026年版では、印刷に使うインクにも新たなこだわりを加えていただきました。
従来はベジタブルインキが使われていましたが、新たに採用されたのが都インキの『サステナブルインク®』です。
このインクの特長は、以下の通りです:
- 60%のバイオマス度(有機資源協会認定・バイオマスマーク取得)
- 石油由来原料を極限まで削減
- 環境負荷を抑えながらも、従来と変わらぬ印刷性能
印刷インク業界でも、高機能かつサステナブルな油性バイオマスインクなのです。
インクから変える、ものづくりの思想
都インキの『サステナブルインク®』は、単に植物原料を使ったインクではありません。それは、「印刷することの意味そのものを問い直すプロダクト」もあります。
印刷の現場で求められる性能──発色、乾燥性、耐摩耗性、機械適性。それらを損なうことなく、いかに環境にやさしくできるか。その難題に挑み続け、長年培ってきた印刷技術と化学設計力をもって完成させたのが『サステナブルインク®️』です。
「環境にやさしい選択肢が、使い心地や品質を妥協させない」
それを証明するプロダクトである『サステナブルインク®』が、『記す手帳 botanical』に採用していただいたことは、大変にありがたいことです。
「SDGsノベルティ」に最適。ビジネスシーンにも広がるサステナブル手帳
『記す手帳 botanical』は、個人の購入だけにとどまらず、企業のSDGs関連ノベルティとしても広く採用されていくと予想できます。
- 展示会での配布アイテム
- 採用活動のブランド訴求ツール
- 創立記念品や周年記念品
など、環境意識が求められる多くの場面で、企業姿勢を語るアイテムとして活躍していくでしょう。
そこに『サステナブルインク®』が加わることで、“紙もインクもサステナブル”という訴求力が実現します。製品にストーリー性を加えることで、受け取った人の記憶に残りやすいノベルティとなっています。
都インキが印刷業界の未来に貢献できること。それは、インクでサステナビリティを推進すること
都インキが考えるサステナビリティとは、単に環境負荷を減らすことだけではありません。
- 印刷業界での持続可能な選択肢の提示
- 環境にやさしいだけでなく、実用性も兼ね備えた製品づくり
- 顧客企業様のブランディングやCSRにも寄与する
こうした視点から、私たちはインクという媒体を通じて、未来への選択肢を広げるお手伝いをしています。
「色をつける」ではなく、「価値を届ける」ことが、これからのインクに求められている役割だと考えています。
最後に──自然を感じる手帳
田中手帳株式会社様の『記す手帳 botanical』 に、都インキの『サステナブルインク®』が採用されたことは、私たちにとって大きな喜びです。
手帳という使う人の生活に寄り添うツールに、インクという目には見えにくい価値を宿す。これができたのは、同じ思いを持つ田中手帳様がいてくださったからこそです。
都インキはこれからも、地球と人にやさしい製品を開発してまいります。
みなさまが選ぶ1冊の手帳。自然を感じる手帳。その選択が、未来を変える力になることを信じています。
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